久松史奈 (ひさまつ ふみな)

＿＿GiRLPOPを彩った女性ロッカーの代表格




1971年3月6日、愛知県名古屋市生まれ。
高校時代、「YAMAHA TEENS' MUSIC FESTIVAL」にバンドで出場、ヤマハ音楽振興会名古屋支部のスタッフにスカウトされる。高校卒業後一時は就職するもすぐに退職、地元でモデル活動を行っていた。
1989年、ヤマハスタッフの薦めで出場した「New Pep Sound Audition」で優勝。これがきっかけとなり、1990年10月21日にシングル「LADY BLUE」でメジャーデビューを果たす。

初期はポップロックアーティスト系のルックスや音楽性で売り出されたが、本人の意向で徐々にアメリカンロック色を強めていく。1992年からは本格的に路線を変更し、同年11月には「天使の休息」が50.8万枚の大ヒットを記録。大きな注目を集めた。同年創刊した「GiRLPOP」にも度々登場し、同時期のロック系ガールポップシンガーの代表格としてムーブメントを牽引した。

1998年にヤマハ音楽振興会を離れ渡英。2000年にはイギリスでバンド「NO-ARASHI (脳嵐)」を結成し、自作曲で新たな路線を開拓する。2005年に帰国すると、渡英前から親交の深いミュージシャンをバックに従えソロ活動を展開。2015年に結婚、翌2016年に出産を経て、現在も独自のロックを追求し続けている。