浜本沙良 / sarah (はまもと さら / サラ)

＿＿穏やかな歌声が二つの名で表現した二つの情景




1970年10月8日生まれ、神奈川県横浜市出身。
当初はモデル活動をしていたが、歌手へ転身。愛奴のキーボーディスト・山崎貴生こと劉哲志の下でボイストレーニングを受ける。1994年6月17日にシングル「さよならは天使のはじまり」でデビュー。
有賀啓雄、安部恭弘、羽場仁志、This Timeらによる楽曲提供を受け、本人も嗜好した石川セリ、荒井由実などに続く、都会的で洗練されたシティポップ作品を残した。同名義での代表曲に「What is Love」「ふたり」など。

1995年いっぱいで活動を休止した後、1997年に「sarah」と改名して復帰。制作陣を一新し、日本的なニューミュージック、フォーク色の強い楽曲を発表。さくら銀行のCMソング「春ある国に生まれ来て」や、ドラマ「くれなゐ」の主題歌「くれない」が小ヒットを記録した。

1999年にテイチクエンタテインメントへ移籍後、2000年にラストアルバム「優しい日々」を発表。2002年にレコード会社を離れ、以降の活動は不明。